三度の的中

男のもとには、競馬のレースでどの馬が勝つかを予想したメールが届いていた。
予想は三回続けて的中し、男は次の予想に高額な情報料を払おうとしていた。
ところが、同じ差出人からのメールが、友人には途中で届かなくなったと知ると、男は支払いをやめた。
男は、何を疑ったのだろう?
思い込みを、ひとつずつほどこう。
質問を選んで、推理を進めよう。
AIに出題役を頼んで、質問しながら推理。
ヒントを見る
ヒント
必要な分だけ、少しずつ。
ヒント 1
男に届いた予想が、三回続けて当たったことは本当です。
ヒント 2
男は、ほかの人に届いた予想の内容までは知りませんでした。
ヒント 3
最初の予想メールは、大勢の人に送られていました。
ヒント 4
同じレースでも、受け取る人によって予想された馬が違いました。
ヒント 5
どの馬が勝っても、予想が当たる人がいるようになっていました。
ヒント 6
予想が外れた人には、次の予想メールを送っていませんでした。
ヒント 7
当たった相手だけに別々の予想を送り続ければ、最後には「三回連続で当たった人」だけが残ります。
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答え
送り主は、大勢の人に、それぞれ違う馬を勝ち馬とする予想メールを送っていた。
そして、予想が当たった人にだけ、次の予想を送っていたのだ。
それを繰り返すと、最後には「三回連続で予想が当たった人」が残る。その人たちを信用させ、高額な情報料を払わせようとしていた。
男は、友人へのメールが途中で途絶えたと聞き、自分もこの仕組みで選び残された一人ではないかと疑ったのだ。
解説
送り主は、初めに大勢の人へ、無料で競馬の予想メールを送っていた。
ただし、予想の内容は全員同じではなかった。
ある人にはAという馬を、別の人にはBという馬を勧めるというように、すべての出走馬の予想を送り先ごとに振り分けていた。どの馬が勝っても、誰かには当たる仕組みだった。
レースが終わると、外れた予想を送った相手への配信を打ち切る。
当たった相手だけを残し、次のレースでも別々の馬の予想を送る。
これを三回繰り返し、残った人たちに、次の予想を高額な料金で売ろうとした。
男は、その残った一人だった。
自分に届いた予想はすべて当たっていたため、送り主の予想は信用できると思い込んでいた。
一方、友人に届いた予想は途中で外れ、それ以降のメールは送られてこなかった。
友人へのメールが途絶えたと知り、男は、メールが届き続ける相手が選別されている可能性に気づいた。
三回的中したことは事実でも、それだけでは送り主の予想が優れているとは限らない。
そう考えた男は、情報料を払うのをやめたのだった。
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