入門
ふしぎな帰宅

ある夜、男は庭の入り口から玄関まで後ろ向きに歩いた。
家に入ると、妻に「朝まで庭に出ないでほしい」と頼んだ。
翌朝、庭を見た幼い娘は大喜びした。
娘は、庭を見てなぜ喜んだ?
思い込みを、ひとつずつほどこう。
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ヒント
必要な分だけ、少しずつ。
ヒント 1
男が気にしていたのは、歩いている姿ではなく、歩いたあとに残るものでした。
ヒント 2
その夜、庭には雪が積もっていました。
ヒント 3
娘は、家から出ていったように見える足跡を、自分の父親のものだとは思いませんでした。
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答え
雪の上に残った足跡を見て、サンタクロースがプレゼントを届けに来たと思ったから。
その朝はクリスマスだった。父親は前の晩、後ろ向きに歩くことで、つま先が庭の入り口へ向いた足跡を残していた。
娘にはそれが、プレゼントを届け終えたサンタが、家から帰っていった足跡に見えたのだ。
解説
足跡を見れば、つま先の向きへ歩いていったと考えるのが自然だ。しかし、後ろ向きに歩けば、実際に進んだ方向とは逆向きの足跡が残る。
男は自分が家に入った跡を、誰かが家から出ていった跡に見せかけた。妻への頼みも、娘が見る前に別の足跡がついたり、残した跡が踏み荒らされたりするのを避けるためだった。
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