ふつう

絶望の向こう側

壁に前足を当てて、困った表情をする青緑色の服の猫
はじめての方へ:遊び方

男は絶望していた。

誰かに気づいてもらおうと、壁を何度も叩いていた。

しばらくすると、こちらに応えるように、向こう側からも叩く音が聞こえてきた。

男は、助かったと思い、必死に助けを求めた。

ところが、叩く音は次第に激しくなり、男はさっきよりも深く絶望した。

なぜだろう?

思い込みを、ひとつずつほどこう。

ひとりで謎を解く

質問を選んで、推理を進めよう。

AIに出題役を頼んで、質問しながら推理。

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ヒント

必要な分だけ、少しずつ。

ヒント 1

男がいたのは、日常的に利用する場所です。命の危険はありませんでした。

ヒント 2

男は、あるものがなくて困っており、誰かに持ってきてもらいたいと思っていました。

ヒント 3

外の人は、男がいる場所を早く使いたいと思っていました。

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答え

男は、トイレで用を足したあと、トイレットペーパーがないことに気づいた。

便座に座ったままではドアに手が届かなかったため、そばの壁を叩いて、誰かに紙を持ってきてもらおうとしていたのだ。

そこへ人が来て、ドアを叩いた。

男は助かったと思い、紙がないことを必死に説明した。しかし、互いに言葉が通じず、頼みは伝わらなかった。

相手もトイレを我慢していて余裕がなく、「早く出てくれ」と催促するつもりでドアを叩いていた。

助けてもらえると思ったのに、紙は届かず、ドアを激しく叩かれるばかり。

男はますます焦り、さっきよりも深く絶望したのだ。

解説

外出先のトイレで用を足した男は、紙が切れていることに気づいた。予備も見当たらず、手元にも代わりになるものがない。

拭かないまま服を整えて外に出るわけにもいかず、誰かに紙を持ってきてもらいたかった。

便座に座ったままではドアに手が届かない。そこで男は、手の届く壁を何度も叩き、人に気づいてもらおうとした。

やがて、個室の外からノックが聞こえてきた。

ようやく紙を頼めると思った男は、声をかけ、事情を説明した。

しかし、外にいたのは、男とは違う言語を話す人だった。互いに相手の言葉が分からず、男が必死に説明しても、紙を持ってきてほしいという頼みは伝わらない。

外の人も、トイレを我慢していて余裕がなかった。なかなか個室が空かないため、「早く出てくれ」というつもりで、ドアを叩く音を次第に強めていった。

中の男は、紙を持ってきてほしい。

外の人は、早く出てきてほしい。

男には、相手が何と言っているのか分からない。ただ、助けてもらえると思ったのに紙は届かず、激しくドアを叩かれる状況に、ますます焦ってしまったのだ。

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