ふつう

残されたおかず

おかずが一品残った弁当箱を前に、並んで座るエプロン姿の猫とピンクの服の猫
はじめての方へ:遊び方

男は、毎朝、妻の弁当を作っていた。

妻はいつも空になった弁当箱を持ち帰っていたが、男はそれを見るたびに悲しんでいた。

ある日、妻が食べ残しの入った弁当箱を持ち帰ると、男は笑顔になった。

なぜだろう?

思い込みを、ひとつずつほどこう。

ひとりで謎を解く

質問を選んで、推理を進めよう。

AIに出題役を頼んで、質問しながら推理。

ヒントを見る

ヒント

必要な分だけ、少しずつ。

ヒント 1

男は、弁当箱が空でも、妻が食事を楽しめたとは思っていませんでした。

ヒント 2

残っていたのは、妻が以前から苦手だったおかずです。

ヒント 3

妻は、そのおかずを残した理由を男に話しました。

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答え

妻は味覚を失っており、以前は苦手だったおかずまで、何も言わずに食べるようになっていた。男は、空の弁当箱を見るたびに、妻が味を感じられないことを悲しんでいた。

ところが、その日は、妻が昔から苦手だったおかずだけが残っていた。

「ごめん。これ、苦くて食べられなかった」

その言葉を聞き、男は妻が再び味を感じられるようになったと分かって喜んだのだ。

解説

妻は、味覚を失ってから、食べたいものを言わなくなった。

「味が分からないから、あなたと同じおかずでいいよ」

その希望に合わせ、男は毎朝、二人分の弁当を作っていた。

妻はいつも残さず食べていた。以前なら苦いと言って残していたおかずも、きれいになくなっていた。

男は空の弁当箱を見るたびに、好きな味も嫌いな味も分からなくなった妻のことを思い、悲しくなった。

ところが、ある日、妻が昔から苦手だったおかずだけが残っていた。

「ごめん。これ、苦くて食べられなかった」

申し訳なさそうに話す妻を見て、男は笑顔になった。

妻は、また味を感じられるようになっていた。

久しぶりに聞く妻の「好き嫌い」が、男にはうれしかったのだ。

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