写っていなかった 女

女は、刑事から一枚の集合写真について尋ねられた。
その写真に、女の姿は写っていなかった。
ところが、その写真が撮られたときの話を聞かされると、女はそれまで否定していた犯行を認めた。
なぜだろう?
思い込みを、ひとつずつほどこう。
質問を選んで、推理を進めよう。
AIに出題役を頼んで、質問しながら推理。
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ヒント
必要な分だけ、少しずつ。
ヒント 1
女は写真に写っていませんが、その写真が撮られた場にはいました。
ヒント 2
大切なのは、女がその場で何をしたかです。
ヒント 3
女は撮影後に写真を確認し、あることに気づいて撮り直していました。
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答え
女は「目がまったく見えない」と偽り、その話を信じた人から金をだまし取っていた。
集合写真は、そう偽っていた期間中に、女自身が撮ったものだった。
女は撮影後の画面を見て、一人が目を閉じていることに気づき、撮り直していたのだ。
刑事から、そのときの行動を撮影された人たちが証言していると聞かされ、女は嘘を隠し通せないと悟った。
女が写真に写っていなかったのは、撮影者だったからである。
解説
女は、目がまったく見えず、治療費にも困っていると嘘をつき、善意で援助してくれた人から金をだまし取っていた。
ある日、女は旅先で、観光客のグループから写真撮影を頼まれた。その場には自分の嘘を知る人がおらず、女は頼まれるままにカメラを受け取った。
一枚撮ったあと、女は画面に表示された写真を確認した。そして、誰にも指摘されていないのに、こう言った。
「真ん中の方が目をつぶっていたので、もう一枚撮りますね」
女は写真を撮り直し、カメラを返した。
その後、詐欺の疑いで事情を聞かれた女は、犯行を否定していた。
しかし刑事は、女が旅先で撮った集合写真について尋ね、撮影された人たちの証言を伝えた。
「撮影を頼んだ方たちは、あなたが画面を確認して、目をつぶっている人に気づいたと話しています。誰にも言われていないのに、撮り直してくれたそうですね」
写真を撮るだけなら、目が見えなくてもできる。
しかし女は、撮影後の画面を自分の目で確認し、写っている人の閉じた目に気づいていた。
その行動は、撮影当時から「目がまったく見えない」と話していた女の説明と食い違う。
自分が何を言い、どう撮り直したかまで知られていると分かった女は、観念して犯行を認めたのだ。
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